どなたでも、一度は配線ダクトという名称を聞いたことがあるでしょう。以前は会社や学校にしか設置をされていなかった設備ですが、今では一般家庭でも広く普及をしています。壁や床のコーナーを見ると、細長いカバーが備わっています。これが配線ダクトであり、基本的には外付け工法で取り付けられるものです。

この配線ダクトは、1960年に日本で誕生したものです。この時代から電気製品が国内で普及をし始め、日用品も電気で動くものが多くなりました。学校や会社でもコピー機から電話などが電気製品となり、床に散らばっているコードを綺麗に収納するために、配線ダクトが誕生したというわけです。現在は世界にも普及をする設備となっており、メイドインジャパンを代表するアイデア商品とも言われていました。

設置場所は家庭ならリビング、キッチンが望ましいでしょう。家の中でもっとも多くに家電がある場所でもあり、幼いお子さんもいる場所なのでケーブルで足を引っ掛けないように配慮をしないといけません。会社なら事務所の内部に取り付けるといいです。この場合は電源もセットになったタイプを採用するのをおすすめしましょう。

本来なら電源がないのでタップで外から供給をしないといけません。せっかく綺麗にケーブルを片付けても、タップがあることで見栄えが悪くなるので、壁や天井に埋め込む隠ぺい工法で備えると、より綺麗に配線ダクトを活用することもできるのでおすすめです。