建設現場で使う結束バンドが100mm以上の理由とは
結束バンドという名前を知らなくても、一度締めたら取り外せないバンドといえば大抵の方はどんなアイテムかご存知でしょう。1977年に国内のメーカーが開発した商品で、当初は電線を束ねるために活用されていました。ナイロン素材で通られていることで1本あたりの単価は非常にお安く、通常はまとめ売りをなされています。一度締めたら物を固定したまま動くことはなく、取り外すときはカットをしないといけません。
結束バンドは一般的なものは10mm程度の幅しかなく、非常に細くて小さいものです。昨今では多方面で活用されるものとなり、それぞれの現場に見合った商品が開発されて小売りをなされています。建設現場でも例外ではなく、足場の設置や資材の吊り下げなどで活用されるに至りました。簡単に建設現場で活用されている結束バンドの特徴を見ていくと、100mm以上の太い製品で構成されていることが伺えます。
これは通常のバンドでは重たい資材等を固定するには、耐久度が足らないからです。100mm以上の太さでなおかつ、ステンレス製となっている結束バンドは1本で100kgまで支えることができます。足場であれば本体の重量とプラスアルファ、作業員の体重も加わるので太いバンドが効率的で安全面も保障されていることがわかるでしょう。100mm以上のバンドはホームセンター等でも販売されており、1本500円前後で購入できます。
ナットを用いて固定をするため、使い捨てではないというのもポイントです。
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