配線ダクトを用いる場所は、一般的には会社のオフィス内でパソコンや各種OA機器のコードに対して収納するために用いていることが目立ちます。コードが乱雑しているオフィス環境では、綺麗に見えない他、断線してしまう可能性もあるので配線ダクトは効果を発揮することに貢献できます。コード類の収納には抜群の効果がありますが、オフィス内だけではなく屋外で利用する際には、いたずら防止にも役立ちます。屋外でケーブルやコード類をそのまま固定している環境では、配線ダクトでフルカバーすることが最適です。

屋外利用の場合は、商品そのものが屋外用として販売されているものを購入すると間違いはありませんが、完全密閉を行えるタイプを選ぶことは基本です。普通の配線ダクトを使い屋外でコード類を収納してしまうと、いたずらの防止にはなるものの、雨が降ってしまうとダクト内に浸水してしまい、コードを劣化させてしまう可能性があるので注意が必要です。屋外用の場合は防水機能の他、太陽光からの熱にも強い素材で作られていることが一般的なので購入の際には十分に確認をすることは必要です。屋外の壁側に固定をする際には、シーリング材を購入しておくとより一層安心です。

本体をネジ打ちした後には、壁の内部に浸水しないようにシーリングでネジ回りを塞ぐ作業と、配線ダクトに隙間が出てしまう部分もシーリング材で全ての隙間を埋めておく方法で完璧な設備を整えることができます。