電気コードを綺麗に収納できる設備、それが配線ダクトです。以前は工場や学校・病院などでしか見かけませんでしたが、今では家庭でも備えているところが多くなりました。一般住居でもテレビから電話・炊飯器など、数多くの家電が備わっています。これらはすべて動かすには電気が必要で、必ずコンセントに接続をしないといけないわけです。

その同時接続の個数が増えると、床一面にケーブルが散乱するので配線ダクトを使用するのが望ましいというわけです。基本的に配線ダクトは壁や床に固定をするものが主流です。昨今では各現場に見合ったものが販売されており、そのひとつが「駆動タイプ」というものです。駆動タイプの概要を簡単に見ていくと、左右180度の範囲に動かせるのがポイントです。

壁の上部に取り付けることができ、その範囲であれば各家電を自在に動かせるわけです。駆動タイプの配線ダクトを設置する場所で望ましいのは、キッチン・リビングです。キッチンであればジューサーや電子レンジ・炊飯器など、一定の場所以外でも使用をされるでしょう。固定をすると動かすことができないので、不自由さを感じるものです。

リビングも同様であり、掃除機やアイロンなどの電源コードを収納するのに役立ちます。駆動タイプだと電気工事専門会社に依頼をして、施工をしてもらわないといけません。施工費は約14万円前後で、1日から2日で専用器具を壁に固定をして活用することができます。